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現実にこんなことが・・・。
ある娘の悲劇の独占手記。ライターは岡枝吉利です。


オギャー! と産まれて幾年月。
あっという間に「チョームカツク! マジで。マジで。聞けよ! 
マジで。だから聞けよ!」なんてことを口にしていたら、
周囲の人々からタコ殴りにあう年齢になってしまった。

少女から女性へと成長していくのと同時に、
身につける下着もアニメのキャラクターがプリントされた物から、
いつしか機能性・デザイン・つけ心地の全てを兼ね備えた贅沢下着に移り変わっていった。

今、改めてその間を思い返してみると……吊り橋を歩いているわけでもないのに
「こ……これは、恋?」と通りすがりの男性に恋しそうな程、動悸が激しくなってくる。
そして沸き起こってくる猛烈な羞恥心。

長いと言えなくも無いような、言えないような今までの私の人生。
振り返れば失敗ばかりしてきたように思う。

学校の先生を「お母さん」と呼んでしまったレベル@から、
墓の中まで持っていこうと決心しているレベルIまで、
休む暇もないくらい頻繁に失敗し、恥ずかしい目にあってきた。
それらの様々な過去の失敗達の中に、
思い出すたび死にたくなる、 下着に関する甘酸っぱい失敗談がある。

そう。あれは「ショーツ」ではなく
下着を「ぱんつ」と呼んでいた若かりし頃のことだ。
当時の私の通り名は「いつもぱんつを見せている子」だった(これだけでも大きな恥だ)。

それは嘘や、尾ひれがついた噂が作った名ではなく、
確かに私はイソ●家の某少女のごとく TPO 構わず、
常にぱんつを見せてそこらを闊歩するおかしな女子高生だった。

関係ないが、名誉のために断っておく。
決して私に露出のケがあったんじゃない。
制服のスカートを短くしすぎただけだ。

若かったからだろう。
自分がぱんつ丸見えなのに気付いていたのに、 私は気にしなかった。
三角ゾーンが黄色かろうが、大事な人にだけ見せるべき勝負パンツであろうが。
自転車立ちこぎ中にスカートが全開にめくれあがっても恥ずかしいとは思わなかったのだ。

ぱんつを見せて歩いては、地べたにぺたんと座る。
そんな私のショーツは哀れにも、けっこうな速さで磨耗しボロボロになっていった。
しかし不思議なもので、ぱんつというものは何となくポイと捨てられない。
少なくとも私はそうだった。着古してボロボロなのに、捨てられなくてタンスにしまってしまうのだ。

そして惨劇は梅雨のある日に起きた。
「羞恥心? それっておいしいの?」な日々を過ごしていた私は、
連日の雨で洗濯物が乾かないため、タンスの奥のボロパンツを引っ張り出した。
見た目はくたびれているが、
ちゃんと洗ってしまっておいたのだからいいだろう、とそれをはき、登校した。

普段通りワ●メちゃんスタイルで学校を終え、
帰りに一人で町をぶらついていた私は、
不意に下腹のあたりにモショモショとした奇妙な感触を感じた。

虫か何かが足から這い上ってきたのかと思い、
焦ってウエストからスカートの中に手を突っ込んだ瞬間
「何で私のスカートの中に包帯が入ってるんだろう」そう思った。
だがすぐに気が付いた。

ぱんつが腰のゴムと、布とに分離してしまっていたのだ。

私は焦りながらも必死で考えた。
家に帰りつくまでの間もてばいい。
それまでの間、ぱんつをはいていると傍目に見えればいい、と。

「下着と言うのもおこがましい。そんなボロ布さっさと捨てれば?」と
ランジェリー好きの人は言いたいだろう。
だが当時の私は極短の、スカートではなく
腰巻と呼んだ方がいいようなものを常時着用していたのだ。
ノーパンなんて、そんな恥ずかしいことは出来ない。

今更と思うかもしれないが、
ぱんつを見られるのとその中身を見られるのとは全く別のことなのだ。

苦悩の末、腰のゴムと足の付け根のゴムに布を
クルクルと巻き付るとイイ感じになるのを発見した(ハイレグパンツのような状態)。

この作戦はなかなかうまく、調子に乗った私はよせばいいのに寄り道をした。
その間、大股で歩いたり階段を上ったりと
激しい刺激があるとパンツは緩んだので、何回もクルクル戦法をした。
だがキリギリスが冬に死んだように、お調子者にはえてして罰が下るもの。
何度目かのクルクル作戦で、私は手の中でブツッという不吉な音を聞いた。

「紐?」と思うくらい伸縮性を無くした腰のゴムが切れたのだ。

クルクル作戦はもう出来ない。
更に、クルクル作戦で長いことハイレグ状態になっていた足の付け根のゴムは、
だらしなく伸びきってしまっていた。

絶体絶命だと思った。
だがそんな時こそ人間は工夫するものだ。
そして私も新たなアイデアを実行した。
ウエスト辺りのダルンダルン生地をぎゅっと縛って、
腰の横っちょでかた結びしたのだ。ちょっとキツかったが、
クルクル作戦よりもフィットして、安心感を持った。

だが――ああ、何といふ惨劇であったことか……。

これで良し! と安心して上りのエスカレーターに乗った私の後ろに、
おじさんおばさんイケメン、老若男女取り混ぜた人々が次々と続いたその時! 
不意に、何の予兆もなく、腰の結び目が解けたのだ。

こういう時、友人が一緒だと救われた気分になるのは何故だろう。
道端でコケても、一人の時と連れがいる時とでは恥ずかしさの度合いが違うように思う。

この時の私はあいにく一人ぼっちだったので、
照れ隠しに笑うことも、膝の上にからまるボロ布を引き上げることも出来ず、
ただ真正面を向いて硬直した。

そしてエスカレーターが上に辿り着いた後、やっと私に出来たことは
「これが今の流行なの。パリコレでやってたもん。知らないの?」てな澄まし顔をして、
膝のあたりでぱんつのなれの果てをはためかせながら、その場を立ち去ることだけだった……。

 

マンガや小説でしかないような、突飛でおかしなことは現実でも本当に起こる。
だから誰も予想出来ない事件にいつ巻き込まれてもいいように、心掛けておくべきことがある。
一つはスカートを短くしすぎないこと。
もう一つは、どんな時もゴムがしっかりした新しいパンツをはくようにすること。
この二つが、あの恥ずかしくもおかしい、甘酸っぱい思い出から学んだ教訓だ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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