【意外に難しい?下着のほめ方】
リコ :さて、唐突にはじまりましたトリー・キーブラ下着座談会その2。司会担当の神谷リコです。
今回のテーマは「これは難しい!下着のほめ方」です。では、参加者のごあいさつ。
CEO :この座談会にまさか2回目があるとは思いませんでした。
難しそうなテーマですが、がんばります。CEOです。よろしく。
リコ :続いてはこちら。
クミコ :は〜い、クミコです。日ごろアホっぽくみられることが多い私ですけど、
この座談会でそうではない面を見せられたらいいなと思ってます。がんばります!
リコ :さて、今回のテーマ、「下着のほめ方」ですが着のほめ方なんですけど、
女性から女性へってのはそんなに難しくないと思うんですよね。
クミコ :そうそう、はっきり言って「かわいい〜」「キレイ〜」ですむもんね(笑)。
CEO :・・・なんかいきなり結論みたいのがきたな。・・・でも、女の子の言う「かわいい」って定義が広いからなあ。
ストレートにかわいいものはもちろん、気持ち悪いものも、キモかわ・・・。
リコ :わ〜!!それ以上言うと問題発言になります。まあ、人間関係を続けていく上で、
会話の中で「ほめるタイミング」みたいなものがありますからね。ここはほめなきゃ仕方がないだろうっていう。
そうなると、「かわいい〜」は便利ですよね。「かわいい〜」の「〜」の間に、次に続ける言葉を考えるという・・・。
クミコ :リコさん、それってあんまりフォローになっていない気がします。
CEO :わかった!それって、かしこくなさそうな子をほめるときの切り札みたいなもんだな。「まあ、元気なお子さ(略)。
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【女性同士での下着のほめ方】
CEO :だけど、女同士だったら、「かわいい〜」「キレイ〜」の他にももっといろいろあるんじゃないの?
よく聞くじゃん、更衣室なんかで、「あんた、また胸大きくなったんじゃない?」だとか、
下着をじ〜っと見て「今日は、お出かけ?」だとか。
リコ :それって「よく聞く」んじゃなくて「よく読む」の間違いじゃないですか。 CEOが読むようなマンガの。
クミコ :そういうマンガって、同じぐらいの頻度で「奥さんいいじゃないか」「だ、ダメ」
「これがダメって言ってるオンナの・・・」「・・・ら、らめぇ〜」・・・なんて
セリフも出てきそうですよね(自分で言いながら赤面)。
CEO :お前も好きなんじゃねえか。顔を赤くしながらも、目を輝かせやがって。
リコ :はいはい、偏った愛読書談義はそこまで。下着のほめ方で言うと、わりとリアルなところでは、
仲のいい子同士なら、「それどこで買ったの?」とかはありますよね。
CEO :そういったファッション感覚での会話は想像しやすいな。更衣室なんかじゃどうなの?
全く知らない人の下着をみて、あれこれ思わないの?
リコ :え〜、そうそう更衣室なんか行く機会ないし。環境によるんじゃないかなあ。
でも、私の場合だったら、温泉なんかの脱衣場で、派手そうな人やキレイな人が来ると、
やっぱりみちゃうってのはありますけどね。
クミコ :あ、わかります。そういうのある。
リコ :でも、それって、好奇心なんですよね。たとえが変かもしれないですけど、
駐車場に高級そうな車や派手な車が止まってたりすると、なんとなく中にも目がいっちゃうじゃないですか。
それに近い感覚な気がします。だから、「ふ〜ん」程度で終わっちゃうことが多いっていうか。
クミコ :私は、口には出しませんけど、感想は持ちますよ。
「わ、この人、下着も派手だ・・・」だとか「わぁ〜、かわいい下着・・」だとか。
CEO :で、「下着も派手だ・・・。でも品がないわね」だとか、
「かわいい下着・・・。でもあんたには合ってないわね」と否定文が続くと。
クミコ :そうそう、オンナのサガですから・・・って、そんなこと言ったら私が嫌なオンナみたいじゃないですか。
・・・・・うわ、さっきの「オンナのサガですから」って発言、けっこう自己嫌悪かも。
なんか、自分のことを話しておいて「女ってこういう生き物なのよ」とか言ってる
「私=全ての女性」って勘違いしてる女みたい・・・。
リコ :まあ、私もほめた後に「でも・・・」って続けることが多いですし、女性にはそういう面があることも
否定しませんけどね。私の場合は、たいていは「ふ〜ん」ですけど、やっぱりその「ふ〜ん」にも
いろいろな意味があるわけですよ。派手な服の女性が脱いだときだったら、「え・・・見かけ倒し?・・・ふ〜ん」とか
「上げ底?・・・ふ〜ん」だとか、わりと直接的な感想を持っちゃう感じですね。やっぱり口には出しませんけど。
クミコ :リコさん・・・タチが悪い・・・。私は、そういう人が、見かけ倒しとか上げ底だったら、
ここぞとばかりに話のタネにするけどなあ。
CEO :2人も底意地の悪さを発揮してるなあ(笑)。
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【男性が女性の下着をほめる難しさ】
リコ :さて、本題に戻しましょう。女性が女性の下着をほめるのはそんなに難しくないと思うんです。
問題は、男性が女性の下着をほめるときだと思うんですよ。どうでしょう、 CEO、難しくないですか?
CEO :・・・う〜ん、そうだな。言われてみると・・・。
リコ :仮にここでクミコちゃんがバッと下着姿になったとしましょう。
クミコ :なりません。
リコ :いや、仮の話だから・・・ね。
クミコちゃんがここで下着姿になって、恥ずかしそうな表情で、 CEOの前に立っているとしましょう。
CEO: おおっ、なんだか萌えるシチュエーションだな。
クミコ :(ほぼ同時に)うわっ、妄想くさいシチュエーション・・・。
リコ :まあ、シチュエーションの稚拙さは置いておいて、そうなった場合、
CEOはどういった言葉をかけられるかってところなんですよ。これって難しくないですか?
CEO :・・・そうだな。でも、これは間違いなく声をかけなきゃいけないシチュエーションだよな。
リコ :そうですね、声をかけないことが、冷たさにつながってしまうような状況ですよね。
クミコ :マンガだったら、「私に恥をかかせる気?」なんて言われます。
CEO :これは難しいな。「かわいい〜」と言いながら、「〜」の間に次の展開を考えるテクニックも使えないしなあ。
・・・・・・う〜ん、やっぱり声のトーンを落として「・・・キレイだよ・・・」(赤面)。
クミコ :素で言われると間抜けなせりふだなってつくづく思いますよね。
でも、それなりのシチュエーションで言われると、嬉しい言葉かも。
リコ :よく考えてみると、これってほんと難しいシチュエーションだと思います。
仮にここで心からそう思って、「可愛い下着だね」などと下着のことをほめたとしても、
女性としては「え、下着だけ?」ってなるでしょうし、「キレイだね、君も下着も」なんて言うのも変でしょう。
クミコ :そっか〜。難しいですね。「この下着、オレのために・・・」なんてのもおかしいですよね。
CEO :そうだよなあ。そうなると、声のトーンをおさえて、「・・・キレイだよ・・・」あるいは「・・・かわいいよ・・・」が
一番いい気がするな。「・・・」のところは、たっぷり間(ま)をとって、その間に次の展開を考えると(笑)。
・・・そうか、そういう意味で考えると、「男は黙って・・・」という言葉の懐の深さを感じるよな。
リコ :そうですね。何を考えているかはさておき、シチュエーション的には、言葉少ない方がいいかもしれませんね。
この状況で、男の人が「ちょっと、これ、マジかわいいんだけど。めっちゃいい感じ。こんな下着みたことないって。
マジマジ。なんていうかほんとサイコー。字にしたら『かゎぃぃ』みたいな」とかベラベラしゃべったらイヤですし(笑)。
クミコ :女の人も「な、なによっ、そんなこといわれたって別にうれしくなんてないんだからねっ!」って
ツンデレ風に返したり。微妙に今っぽいかもなんて勘違いしたような会話で(笑)。
リコ :時間がなくなってきたところで、何気に結論っぽい流れになってきましたね。
CEO、次の座談会はいつやりましょう。
CEO :そこはトリー・キーブライズムで。
リコ :はい、また唐突にやるということで(笑)。では、今回の下着座談会はここまで!
一同 :では、また〜。