【勝負下着とは何か?】
リコ :さて、唐突にはじまりましたトリー・キーブラ下着座談会。司会担当の神谷リコです。
今回のテーマは「勝負下着はよく言うけど、勝ち下着・負け下着ってあるの?」です。では、参加者のごあいさつ。
CEO :時流に乗っているような乗っていないような微妙なテーマですが、がんばります。CEOです。よろしく。
リコ :続いてはこちら。
クミコ :は〜い、クミコです。日ごろアホっぽくみられることが多い私ですけど、
この座談会で知的な面を見せられたらいいなと思ってます。がんばります!
リコ :では、さっそくいきましょう。今日のテーマ「勝負下着はよく言うけれど、勝ち下着・負け下着ってあるの?」。
まず、勝ち下着ってのがあるとしたらなんだろうということから考えていきましょう。
クミコ :そんなの簡単じゃないですか。勝ちは彼を喜ばせた下着のこと!それしかないと思います。
だって、勝負下着って基本的には彼のためにしていくじゃないですか。
まあ、彼じゃない場合もありますけど(笑)。相手に喜んでもらえたら、それが勝ち下着ってことだと思います。
CEO :ちょっと待った。こういう話をするときは、「勝負下着とは何か」という定義をしなきゃ
話をしにくいと思うんだよな。
勝負下着って言うと、やっぱり彼と会うときとかデートのときとか異性関係に限定ってなるの?
クミコ :・・・え、そうじゃないんですか?
リコ :そうですね。こんな例もありますよ。でも、私の友達の子は野球ファンなんですけど、試合を見に行くときは
必ずチームカラーの下着をしていくっていいますよ。その子は「これが私の勝負下着なのっ」なんて
冗談めかして言ってますけど、言われてみれば、そういう勝負下着もあるのかなあって気がしますね。
その子の口癖は、「私にはドジャーブルーの血が流れている」なんですけど。
CEO :なかなかヘビーな野球少女だなあ。でも、そうだよな。そういう勝負下着っていうのもありうるよな。
【勝負下着は幅広いもの?】
クミコ :そっか〜。そういえば、私の友達にも面接とか大切な試験の日なんかは
気合の入った勝負モードの下着をしていくって子がいました。その子の真剣勝負モードは黒なのね。
「黒だとビシッと身がひきしまる気がしていい」なんて言って。普段はピンクとか淡い系が好きな子なんですけど。
CEO :なるほどな。じゃあ、こういうのもアリかな。見た感じいかにもおばあちゃんって感じのおばあちゃんがいて、
で、農作業かなんかしてて、「うわっ、おばあちゃん、そんなかがんだらみえちゃうよ〜」って角度で見えた下着が
ものすごくゴージャスだったりとかな(笑)。いい意味で予想を裏切る下着を見せるってのも勝ち下着って感じがするな。
今のは、想像の話だけどな。
リコ :・・・なんだかマニアックですね。「農作業をするおばあちゃんの下着がゴージャス」というのを、
「いい意味で予想を裏切る」にたとえるところに、偏った趣味が垣間見える気がします。
予想を裏切るのが勝ち下着って考え方は面白いですね。
クミコ :そうですね。その観点でいけば、彼とのデートに、いつもと違う下着で行って
彼に喜んでもらうっていうのも、いい意味で予想を裏切ったとも考えられますね。
【負け下着って何?】
CEO :こうやって広い意味でみてしまうと、勝ち下着ってかなり幅が広い気がするな。
逆に、負け下着を挙げていったらどうだろう。そうすることで、勝ち下着の定義ってのがわかってくるんじゃないかな。
わかりやすくたとえると、
手を描くときは、手の輪郭を描くんじゃなくて、手の周りの空間を描くんだよね。
そうすると、自然に手が浮き上がってくるという。つまり、負け下着を挙げていけば、そうでないものが・・・。
クミコ :あの、よくわかんないんですけど。
CEO :考えもせず分からんとか言うな!ゆとり教育世代でもないくせに、ゆとり教育世代ぶりやがって・・・。
リコ :・・・うわっ、今のいろんな意味で問題発言・・・。まあ、でも、 CEOの言うことも一理ある気がします。
では、負け下着とは何かを考えてみましょうか。わかりやすいのは、気合入れて選んだのに、
彼の好みじゃなくて玉砕っていうのはわかりやすい例ですよね。あるいは完璧にスルーされたりとか(笑)。
クミコ :・・・う〜ん、ブラで言えば、彼に破壊されたフロントホックも負けって感じ。
CEO :お互い脱いでみたら、彼の下着の方がかわいかったりとかも負けっぽいよな(笑)。
クミコ :アハハ!私と彼の両方ともユ○クロの下着だったりとか。
CEO :いや、それはそれで味があっていい気もするぞ。2人ともメイドインタイってのもいいな。 あと、しまむ(略)
【1人でも負け下着】
リコ :でも、それって誰に対して負けてるかわからないじゃないですか(笑)。
私が思うに、1人のときでも、シチュエーションによって負け下着って存在すると思うんですよ。
クミコ :え〜、それはどういうときですか?
リコ :1人でも下着のことで恥ずかしい思いをすることってあるじゃないですか。
たとえば、テキトーなブラのときに限って、かがんだりしたときに思いっきり男の人に見られてたときとか。
うわっ、やっちゃった〜って感じでこういうのも、負け下着だと思うんですよね。
クミコ :なるほど、かがんだときっていえば、彼のために気合入れた勝負下着をしてるときに、
先に別の人にみられちゃったときも負けって感じですよね。
コンビ二でお金落として拾おうとかがんだときに、胸のところからバッチリ店員さんに見られちゃったりとか。
CEO :うわ〜、負け下着っぽくていいなあ。それで店員さんに惚れられちゃったりしたら、完敗だよなあ。
クミコ :着替えとか、試着室で上着脱いだときに、ブラがずれてて○首がはみでちゃってたりしたときも、
うわっ負けた〜って思いますよね。
CEO :ワハハハ!そういう間抜けなシチュエーションもいかにも負けっぽくていいな。
リコ :そういう意味で言うなら、ノースリーブのときに大切な場面で肩ヒモがずり落ちるのも負けっぽいですよね。
私が高校のときの女の先生でいましたよ。
「あなたたち、しっかり勉強しなきゃ大学に落ちるわよ!」って言った瞬間に肩ヒモがずり落ちた先生が。
なかなか個性的なルックスをした先生だったので男子生徒は、叱られた以上に落ち込んだという。
CEO :負けっぽいなあ。それ言われると某テレビ局の冬でもノースリーブの元アナウンサーを思い出すなあ。
もはや芸と化すぐらいにずり落ちて、それを直す仕草も様になっていたという。
クミコ :マニアックですねえ。
【勝ち下着・負け下着の判断基準】
CEO :でも、そういうのって人それぞれって気もするなあ。
こっちからしたら真面目なシチュエーションで肩ひもが落ちてきたら、「間抜けだなあ」って思うけれど、
本人からしたら「よっしゃ、注目集めた!」とか「ああ、快感」とか思ってるかもしれないし(笑)。
リコ :ある意味、それこそファッションと同じかもしれないですね。
自分では似合ってる(今日は勝ち組ファッションよ)って思ってるのに、周りから見たら
なんだこれ(負け組ファッションね)なんてこともあるわけですし、その逆もありきですしね。
クミコ :確かにそうかも。自分がいいと思うことが一番かなって気がします。
私の場合、ブラがずれて○首が出ちゃってたときは笑っちゃったりしますし。
その瞬間ってけっこうハッピーかもしれない(笑)。
リコ :時間がなくなってきたところで、何気に結論っぽい流れになってきましたね。
CEO、次の座談会はいつやりましょう。
CEO :そこはトリー・キーブライズムで。
リコ :はい、また唐突にやるということで(笑)。では、今回の下着座談会はここまで!
一同 :では、また〜。